ジンノ製品(2) 羽毛ふとんと和ふとん

2003年12月1週号

 

ジンノ布団のご紹介2回目です。
掛ふとんとしてお勧めの羽毛ふとんと、敷布団としてお勧めの和ぶとんのご案内です。

羽毛ふとん
・羽毛ふとんは中綿に
  ホワイトグースダウン90%とスモールフェザー10%を使っている最高級 品です。原羽毛は中国の光隆羽毛製品有限公司の取り扱いで、原羽毛農家
 の指定はとくにありません。
・天然水、国内洗浄のこだわり
  水鳥は泥、草、フンなどが羽毛に付着しや すい環境で生活しています。中国現地では 洗浄に合成界面活性剤が使われていたりし ますし、十分な洗浄が行われていません。 そのため、日本国内で2度の洗浄を行って います。洗浄は(有)白州で、南アルプス
 甲斐駒ケ岳から湧き出る天然の活性水だけ で行い、合成洗剤はもとより、石けんも使用 していません。1回目で全体量の12%、
 2回目は2%のゴミを除去しています。
・高温殺菌、脱臭、防虫(オゾン処理)をして
 います。
  残留したら危険な薬品を使わず、酸素系 (オゾン)の脱臭、防虫処理をしています。
・側生地は無漂白の超長綿
  側生地は無漂白の生成です。超長綿の糸
 の打込みは2.54cm(1inch)当たり270本
 で、ダニの通過も許しません。

除塵工程で出たゴミ

除塵することで、ダウンボールが大きく開き、絡み合うことで保温・保湿効果が格段にアップします。
オーガニックコットン
 コットンは自然な風合い、吸水性のよさ、静電気が起きないなど、その優れた着心地は誰もが知っています。しかし、通常のコットンの栽培には大量の農薬が使われています。オーガニックコットンは、農薬を使わないで栽培され、地球にも身体にも優しい天然素材です。オーガニックコットンは生産会社「TEXAS ORGANICCOTTON MARKETING COAPERATIVE」の生産グループの農家、EDDIE BINGHAMUさんの生産した原綿です。綿花栽培の圃場の有機認証は、テキサス農務省オーガニックコットン栽培基準署が認定しており、日本国内の流通においてはICS(旧FVO)の認定を受けています。ただし、製造工程においては、有機認証を取得していません。

テキサス州 オーガニックコットン農園風景
和ぶとん
 和ぶとんの企画は、竹内眞知好会員の提案で実現しました。 
 中綿に100%オーガニックコットンを使っています。打直しをすることが可能です。側生地も100%オーガニックコットンを使っています。

カラードコットン
 通常のコットンの白色は染色をしやすいように品種改良したもので、原種では茶色などの色があります。これを利用すると、後で染色しなくても天然の色が利用できます。カラードコットンは、その天然の色を利用したもので、染色や染色工程で有害な不必要な化学薬品を使わなくても済みます。
 ジンノさんでは、中国、新疆ウイグル自治区のトルファンで無農薬栽培された緑色と茶色のカラードコットンを採用しています。洗うほど色が深くなっていく性質があります。ただし、生成の白色の綿糸については一般栽培の綿糸を使っています。
 原綿は天津紡繊公司のもの、浸漬加工は界面活性剤を使っていますが、生成加工です。洗浄については、のり抜きは湯通しで行っています。縦糸は化学のりによるのり付けがあります。横糸はのり付けなしです。

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  無蛍光羽毛専用衿付きカバー
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 掛ふとんのカバーの衿部分は、使っているうちにどうしても汚れが目についてきます。そこでこのカバーは、衿部分だけのカバーを通常のカバーにプラスしました。取り外しが簡単にできますので、衿カバーだけをはずして洗濯することが可能です。

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  無蛍光敷ふとんカバー 
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 敷カバーの裾が、封筒式になっていますから、ご使用になっている敷ふとんの長さを気にする必要がありません。しかも、サイドは全開ファスナー使用ですから、出し入れも簡単。

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  古綿のリサイクル製品
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 ジンノさんでは、ジンノさんのふとん製品のみ古くなった布団を回収しています。木綿、ポリエステル、レーヨンなどの古綿は回収してリサイクル製品に加工しています(ただし今回配布のチラシでは、掲載がありません) 。

                  以上文責:西川栄郎

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