マグマが作った還元塩 ブラックソルト ハナトレーディングの岩塩
2004年2月1週号
パキスタンで採掘されている岩塩には、ヒマラヤの地下のマグマの熱で焼かれたものがあります。その主な種類は、焼け具合によって「ホワイト」、「ピンク」、「ブラック」色とあり、現地ではホワイトソルトは一般に食塩として用いられ、ブラックソルトは胃腸調整薬として昔から薬の代わりに使われてきています。
話は変わりますが、代替医療にも使えるキパワーソルト(別項目参照)は、朝鮮王室が伝えてきた道家の竹塩の製法を参考に作られていますが、その製法は簡単に言うと天日塩を竹や松など植物と一緒に備長炭を焼くような高温で処理したものです。ミネラル分の多い塩を高温焼成することで還元性が生じ、いわば身体のサビを取るという原理で、いろいろな健康効果が知られています。
このパキスタンの岩塩にも十分なミネラルがあり、それがマグマの高温で焼成されたとなると、当然この岩塩にも還元性があるのではと考えました。そこで、この岩塩のミネラルを調べていただいたところ、大変ミネラルバランスの優れた塩であることが分かりました。また、その還元性をJCSの原田琢己さんに、キパワーソルトと同一条件で比較して調べていただいたところ、酸化還元電位-309mvとキパワーソルト(-150mv)とキパワーオリジン(ー550mv)とのほぼ中間値を示すものであることが分かりました。つまり予想通り、この岩塩は優れた還元塩であり、自然の熱で焼かれたものだけに、低コストで利用できるものなのです。すでに国内の一部で小袋にして入浴剤として販売を始められていましたが、当然食用としても何の問題のないものです。また、別のもので、ヒマラヤの塩といって同様なマグマ焼成岩塩が自然食品店などで売られていますが、大変高い価格設定になっています。
ご紹介者は門とし子さんです。門さんの習っていたジャズダンス健康体操の先生、住田千鶴子さんのお嬢さん(ハナトレーディング)が販売元です。
住田さんのなくなったご主人は、パキスタンの国会議員だった人です。そのお嬢さんでハミダ・ワビドデイン・ミアさんが、現在国会議員になり、父の国の民衆の生活向上のために大変努力なさり、現地でも信頼がとても厚い方です。ハミダさんのことは、読売新聞(2002年10月6日)、東京新聞(2002年10月21日)にも紹介されています。住田千鶴子さんも、パキスタンへ自転車を贈る活動もなさっています。
このハミダさんが、パキスタンの貧しい人々のために村おこしを考えておられ、そのひとつとして、この珍しい岩塩を母の国日本の人々に購入してもらえないかと考えていらっしゃるのです。
ハナトレーディング(ハミダさんの会社)の岩塩 ブラックソルト
ブラックソルト
◎きれいな時代の海の塩
◎身体によい還元塩
キパワーソルトと同じ使い方ができます。
採掘 パキスタンのキヨオラにある岩塩の抗山
特徴 およそ3億数千万年前のまだ海洋汚染のない、太古の海水が岩塩となり、さらにマグマの高熱で焼成されています。ORPメーターによる酸化還元電位は-309mvと大変優れた還元塩です。東北大学名誉教授大久保一良さんが研究なさった、XYZ系活性酸素消去発光法で、この岩塩にはZ系で体内体外の活性酸素を消去する働きがあることが確認されています。
ブラックソルトの使い方
粉砕して、粉末になっています。500g
◎料理用食塩としてお勧めです。
◎入浴剤として 1回につき50~200gが目安です。
アロマセラピー用精油との併用も効果的です。
還元性の塩ですので、使用後の洗浄に注意すれば、
浴槽のサビの心配はありません。
◎健康維持のため朝起きたて(空腹時)に、少量を水に
溶かして飲用するのが効果的です。
文責: 西川栄郎