2005年12月4週号 幸崎由章さん(左から2番目)とご家族のみなさん |
本物の「杵つき餅」で
天然ケヤキ材の杵と臼でつく幸崎けやき堂の餅
●こだわり1
味にこだわります。だから材料にこだわります。国産100%の原料です。
●こだわり2
ケヤキ製の杵と臼でついています。木でついた餅は一味違います。こしがあるのに柔らかいのです。昔懐かしい手作りの味です。届いてすぐはそのままで、冬でしたら2〜3日してもおいしく召し上がれます。つぶあんも自家製で昔ながらの作り方です。だから味はとってもまろやかです。
●こだわり3
安全性にこだわっています。当然、食品 添加物は一切不使用です。餅にも、つぶあんにも防腐剤、着色剤など一切使っていません。だから作って3時間もするとよもぎは色あせてきます。1週間もそのままの色の状態が続くことはあり得ません。あくまで自然なままを大切にしています。
幸崎けやき堂(徳島市)の幸崎由章さんは、昔ながらの方法で、ごく当たり前に餅を作っておられます。すなわち国産のモチ米を蒸し、ケヤキ製の木製杵と臼でつくやり方です。原料のモチ米がおいしいこともおいしい餅になる理由ですが、木製の杵と臼でつくことも、適度な歯ごたえのおいしい餅になる理由です。
一般の餅は「杵つき」を謳った品でも、安くてまずい外国産のモチ米を、プラスチック製の杵と鉄製の臼でついています。これではどうしてもおいしい餅にはなりません。
幸崎さんは以前、神社の門前で餅を売っておられました。お父さんはケヤキ製品が趣味で、それも門前で商っておられました。その趣味が臼と杵に活かされて、おいしい餅作りにつながっています。私との出会いはさらに安全、安心の原材料にこだわること、食品添加物など薬品を使わないことにつながりました。
農作物の栽培水準を表示するために、オルターでは独自に下記の区分で生産管理の違いを表示しています。
なお、全ての取扱品目は、有機栽培化への3年以上の努力を経た圃場で栽培されたものです。
※オルター農作物栽培基準に準じ、乾物・加工品の一部も表示を始めます。
3年以上有機努力し、JAS認証も取得。農薬・化学肥料の使用はない。
3年以上有機努力し、農薬・化学肥料の使用はないが、JAS認証は取得なし。
3年以上有機努力し、JAS認証も取得していて、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。
3年以上有機努力し、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。JAS認証は取得なし。
3年以上の有機努力を継続中ですが、やむなく一部に化学肥料や農薬を使用しました。
3年未満の有機努力で転換中。今回の栽培には化学肥料の使用なく、農薬不使用か、もしくはJAS別表農薬を使用していることがあります。
放射性セシウム値(134と137の合算)検出下限値1Bq/kgの検査で放射能測定をした結果、
「不検出」が確認された品ものに表示しています。(Not Detected =「不検出」)