2021年10月4週号 かくまつ岩松商店・代表取締役の岩辺 博行さん |
子どもに食べさせたい駿河湾の桜えび
子どもの成長におすすめ
桜えびには他のエビ・カニなどの甲殻類と同じく糖鎖、とくにN-アセチルグルコサミンが豊富です。
糖鎖についてはオルターカタログ2021年11月3週号で解説します。
N-アセチルグルコサミンはその重要な糖鎖栄養素8種類のうち、不足しやすい成分です。その不足は脳の不調、免疫、アレルギーなど生命活動に大きな影響を与えるものです。大型のエビ・カニの殻にもありますが、それは硬くて食べられてはいません。桜えびのように殻ごと食べられる小えびはN-アセチルグルコサミンの絶好の栄養源です。
桜えびはカルシウムも豊富です。カルシウムも糖鎖も子どもの成長には欠かせません。
無添加、無着色
(有)かくまつ岩松商店、岩辺 博行さんは、桜えびの生産に着色料など一切の化学薬品を使用していません。一般の業者は生の段階で着色液にくぐらせています。鮮度が落ちてお腹が茶色く変色したえびでも鮮やかな赤色に変身し、消費者をごまかせるのです。
農作物の栽培水準を表示するために、オルターでは独自に下記の区分で生産管理の違いを表示しています。
なお、全ての取扱品目は、有機栽培化への3年以上の努力を経た圃場で栽培されたものです。
※オルター農作物栽培基準に準じ、乾物・加工品の一部も表示を始めます。
3年以上有機努力し、JAS認証も取得。農薬・化学肥料の使用はない。
3年以上有機努力し、農薬・化学肥料の使用はないが、JAS認証は取得なし。
3年以上有機努力し、JAS認証も取得していて、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。
3年以上有機努力し、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。JAS認証は取得なし。
3年以上の有機努力を継続中ですが、やむなく一部に化学肥料や農薬を使用しました。
3年未満の有機努力で転換中。今回の栽培には化学肥料の使用なく、農薬不使用か、もしくはJAS別表農薬を使用していることがあります。
放射性セシウム値(134と137の合算)検出下限値1Bq/kgの検査で放射能測定をした結果、
「不検出」が確認された品ものに表示しています。(Not Detected =「不検出」)