2019年5月3週号 |
全国で話題のオルターのアイスキャンデー
厳選したシンプルな原材料、これが安全の証
オルターでは大阪府八尾市のネージュに委託してアイスキャンデーをつくっています。そのコンセプトは原料として考えられる限り最良のものを使っている事、そしてその素材の良さを損なわないよう、製造工程上、再ホモジナイズや不必要な加熱は避けている事。だからおいしい素材の味がそのまま生かされ、びっくりするくらい味わい抜群のアイスキャンデーになっています。
市販品に比べて、オルターのアイスキャンデーの原材料はとてもシンプル。例えば、「小豆キャンデー」の原材料は「あん、砂糖、食塩」だけ、「みかんキャンデー」の原材料は「オレンジ果汁、砂糖」だけです。良質の原材料の風味を活かして加工するので、香料や着色料を使う必要がないのです。安定剤、乳化剤も不使用です。
砂糖は、北海道産ビート糖(遺伝子組み換えではない)を使用。ビートには、腸内環境の改善に有効性が実証されているオリゴ糖がたくさん含まれており、健康効果も期待できるともいえます。「小豆キャンデー」と「宇治金時キャンデー」のあんには、ビタミン・ミネラルをなるべく残した種子島甘蔗分蜜糖を使っています。
全ての銘柄で、安定剤が入っていないため、少し溶けやすいのが難点ですが、これも安全の証です。
風味を活かす加工の工夫
オルターのアイスキャンデーを開発するにあたり、ネージュさんにお願いしたのは「素材のよさを損なわないこと」。製造工程で余分な加熱をしていません。
例えば「みかんキャンデー」なら、砂糖を煮溶かし、煮沸殺菌をしたところへ、みかんジュースをそのままそっと加えることで、果汁の風味を守ります。「ミルクキャンデー」も同様の方法で、余分な加熱やホモジナイズを施さず、ミルクの風味を守ります。
スティック加工も化学物質フリーを確認
ただ、スティックは、国内の加工業者が見つからず、やむをえず中国産スティック使用となりました。しかし、木片にありがちなTBZ(チアベンダゾール)・OPP(オルトフェニルフェノール)の暴露がないことを確認、皆さんのご信頼に応えています。
農作物の栽培水準を表示するために、オルターでは独自に下記の区分で生産管理の違いを表示しています。
なお、全ての取扱品目は、有機栽培化への3年以上の努力を経た圃場で栽培されたものです。
※オルター農作物栽培基準に準じ、乾物・加工品の一部も表示を始めます。
3年以上有機努力し、JAS認証も取得。農薬・化学肥料の使用はない。
3年以上有機努力し、農薬・化学肥料の使用はないが、JAS認証は取得なし。
3年以上有機努力し、JAS認証も取得していて、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。
3年以上有機努力し、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。JAS認証は取得なし。
3年以上の有機努力を継続中ですが、やむなく一部に化学肥料や農薬を使用しました。
3年未満の有機努力で転換中。今回の栽培には化学肥料の使用なく、農薬不使用か、もしくはJAS別表農薬を使用していることがあります。
放射性セシウム値(134と137の合算)検出下限値1Bq/kgの検査で放射能測定をした結果、
「不検出」が確認された品ものに表示しています。(Not Detected =「不検出」)