2006年3月2週号 大浦秀樹さんご夫妻と愛娘の直美さん。加工場にて。 |
養豚から加工まで安全にこだわったハム・ソーセージ
TONTONのハム、ソーセージ、ウインナー
前号でご紹介したエサと飼い方の良いTONTONの豚肉(PHF、NON-GMOのとうもろこし、大豆、大麦などの自家配合、抗生物質やホルモン剤など一切無投薬、踏み込み式豚舎)を使って、TONTONの大浦秀樹さんは塩と天然香辛料だけでヨーロッパの伝統的なおいしい無添加ハム、ソーセージを手造りしています。
ウインナーやソーセージは肉に含まれる水分と脂をうまく結着させて、歯ごたえのあるものを作ります。しかし水と脂は結着しにくいものです。乳化安定剤、酸化防止剤、PH調整剤、結着財などを使用すればどんな脂身の多い肉も結着しますが、TONTONでは乳化剤の代わりにカッティング技術、酸化防止剤やPH調整剤の代わりに新鮮な肉、結着剤の代わりに豚のある部分の肉、そしてなんといっても素早い製造で、手間ひまを惜しまず作っています。薫煙はもちろん薫液(薬品だらけ)を使わず、桜の木を使っています。
大浦さんはソーセージを作りかけた頃、よく失敗して泣く泣く捨てられたとのこと。そんな苦労を越えて、たいへん素晴らしい本格的なドイツ風のハム、ソーセージ、ウインナーが作られています。
市販では増量しているので豚肉よりもg当たり安いハム、ソーセージが売られていますが、TONTONのような「ほんまもん」をまだ食べたことがない方はぜひ、その絶品の味を一度お試し下さい。
農作物の栽培水準を表示するために、オルターでは独自に下記の区分で生産管理の違いを表示しています。
なお、全ての取扱品目は、有機栽培化への3年以上の努力を経た圃場で栽培されたものです。
※オルター農作物栽培基準に準じ、乾物・加工品の一部も表示を始めます。
3年以上有機努力し、JAS認証も取得。農薬・化学肥料の使用はない。
3年以上有機努力し、農薬・化学肥料の使用はないが、JAS認証は取得なし。
3年以上有機努力し、JAS認証も取得していて、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。
3年以上有機努力し、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。JAS認証は取得なし。
3年以上の有機努力を継続中ですが、やむなく一部に化学肥料や農薬を使用しました。
3年未満の有機努力で転換中。今回の栽培には化学肥料の使用なく、農薬不使用か、もしくはJAS別表農薬を使用していることがあります。
放射性セシウム値(134と137の合算)検出下限値1Bq/kgの検査で放射能測定をした結果、
「不検出」が確認された品ものに表示しています。(Not Detected =「不検出」)