特製ほうじ茶

一番茶の煎茶を焙じた贅沢な品。竹内さんの焙じ技術は大変高く、とても香りがいいのです。

竹内茶園・奈良県

特製ほうじ茶

100g 620円 (税込)
常温
原材料:緑茶
アレルゲン:
お気に入り(1)
オルター基準:☆☆☆ND マークの説明
2016年7月3週号 竹内 秀興さん・昌子さんご夫妻

ほうじ茶がとくに評判

 

硅砂(けいしゃ)を使った砂釜で焙(ほう)じる

かつては宇治茶として販売されてきた、大和茶の産地、奈良市比瀬町(旧田原村)で、竹内茶園の竹内 秀興・昌子ご夫妻は、90アールの自園でお茶を無農薬で栽培し、その茶葉を自社で製茶まで一貫生産しています。煎茶や番茶、ほうじ茶、自園の玄米(除草剤1回使用、オルタ−基準◆)を炒ってブレンドした玄米茶を作っています。なかでも硅砂を使った砂釜で焙じるほうじ茶類は絶品で、オルターはもとより、関東方面でも高い人気を博しています。またこの砂釜を使った麦茶も製造しています。麦茶は金沢大地の井村 辰二郎さんの大麦を加工し、販売も金沢大地で行っています。

 

先祖伝来の茶畑

竹内さんの茶畑は先祖伝来のもので、竹内さんがお茶栽培に従事し始めたのは1967年、25歳のときからでした。竹内さんのお茶畑のすぐ隣には、古事記の編纂者として知られている太安麻侶の墓があります。竹内さんのおじさんが1978年に発見し、実在説に疑問のあった太 安麻侶の実在が証明されました。

 

 

肥料の低投入が無農薬栽培のポイント

竹内さんは無農薬に取り組んだ1年目は畑の1/3で、2年目は1/2という風にして農薬を削減していきました。初めの5年間は病虫害も多く、ほんとうに苦労されました。1994年には農薬の使用をやっとゼロにできました。
2001年に私が茶畑を訪れたとき、肥料は春先に化学肥料を少し含む有機肥料、春と秋に圧搾絞りの菜種粕、冬には近くの農家の鶏糞を使っていました。農薬の代わりには備長炭の木酢液を使うこともありました。
竹内さんは隣の緑色の強い茶畑を指さして、私に「どうすればあんな深い緑色の茶畑にできるのだろうか。あれを目標にして肥料を工夫しているが、いまだにそうならない」とおっしゃいました。私はあれは化学肥料をたっぷりと使った毒々しい色で、あれを目標にしてはいけない、竹内さんの茶畑の色の方が健全、むしろもっと肥料の低投入を心がけないとだめだ、と申し上げました。そのためか当時の竹内茶園の煎茶はオルターの会員も参加したお茶の比較検討会でおいしくないと判定され、取り扱いを停止したことがありました。

レビュー一覧

マークの説明

❶ 農作物栽培基準 [野菜・果物・米・豆]

農作物の栽培水準を表示するために、オルターでは独自に下記の区分で生産管理の違いを表示しています。
なお、全ての取扱品目は、有機栽培化への3年以上の努力を経た圃場で栽培されたものです。

※オルター農作物栽培基準に準じ、乾物・加工品の一部も表示を始めます。

3年以上有機努力し、JAS認証も取得。農薬・化学肥料の使用はない。

3年以上有機努力し、農薬・化学肥料の使用はないが、JAS認証は取得なし。

3年以上有機努力し、JAS認証も取得していて、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。

3年以上有機努力し、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。JAS認証は取得なし。

3年以上の有機努力を継続中ですが、やむなく一部に化学肥料や農薬を使用しました。

3年未満の有機努力で転換中。今回の栽培には化学肥料の使用なく、農薬不使用か、もしくはJAS別表農薬を使用していることがあります。

❷ NDマーク表示

放射性セシウム値(134と137の合算)検出下限値1Bq/kgの検査で放射能測定をした結果、
「不検出」が確認された品ものに表示しています。(Not Detected =「不検出」)

❸ アレルゲン表示
  • すべての加工食品について、原料はもちろんキャリーオーバーに該当するものについても、
    特定原材料7品目(卵、小麦、そば、乳、落花生、かに、えび)+大豆の計8品目のアレルゲン材料の有無を表示しています。
  • アレルギーは個々人により発症のプロセスが異なります。表示はあくまでも目安としてご利用ください。
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