2018年10月1週号　佐藤 大輔代表

つぶつぶタイプの甘酒「甘粥」おすすめです

有機米が原料

島根県浜田市弥栄町にある、味噌、しいたけの生産者（有）やさか共同農場の佐藤 大輔代表は、有機米を原料とした「有機玄米甘酒」「有機白米甘酒」を作っています。
この甘酒には、つぶつぶを残したタイプと、つぶつぶをこしたさっぱりタイプとがあります。つぶつぶを残したタイプ「甘粥」は食物繊維たっぷりで、機能性の高いスーパーフードとして特におすすめです。

甘酒の機能性

甘酒は江戸の昔から、安くて栄養価の高い夏の滋養強壮飲料として親しまれています。その栄養価の高さから「飲む点滴」とも呼ばれています。ビタミンB1、B2、B6、葉酸、食物繊維、オリゴ糖、システイン、アルギニン、グルタミンなどのアミノ酸、ブドウ糖を豊富に含みます。
玄米甘酒の特長は、香ばしくてコクのある味わい。白米に比べ栄養素が豊富な玄米は、老化防止、ガンや認知症の予防に。さらに、たっぷりの食物繊維やオリゴ糖で腸が元気になり、健康と美肌効果が期待できます。 白米甘酒も栄養価が高く、すっきりとした甘みが特徴で、甘酒が苦手な方にもおすすめです。

やさか共同農場の皆さん

手忙しいサラリーマンや主婦の味方

甘酒（甘粥）は消化吸収が良く、小さなお子さんやお年寄り、体調のすぐれない時、食欲のない時にもおすすめです。
忙しい時の朝食代わりや、ダイエット中のお菓子の代わりにもおすすめです。もちろんおいしいからといって食べ過ぎにはご注意ください。　
弥栄町の子どもたちは「あら、あんた鼻水垂れているじゃないか。甘粥でも飲んどきな！」と言われて、風邪気味の時や体調がすぐれない時など、薬代わりに「甘粥」を飲まされたものです。流行のスムージーに代わって、あるいはそれと併用して「甘粥」を朝食として飲むことは、忙しいサラリーマン、主婦、OLなどの味方になります。
夏は冷やして、冬は温めて。お好みでおろし生姜やきな粉を入れたり、トマトジュースで割ったり、青汁スムージーにしたり、豚汁に入れたり…。甘味調味料として、しゃぶしゃぶのタレなどに加えても使えます。アイデア次第で飲み（食べ）方は無限に拡がります。やさか共同農場は「食べる甘酒」をコンセプトにしています。