2017年6月1週号　上村 一樹さん

自然栽培のモチ米、無農薬・無化学肥料レンコンとその加工品

身体に良いレンコンをもっと食べよう

熊本県八代にある（株）水の子 上村 茂則代表は、自然栽培でモチ米を、無農薬・無化学肥料（有機質肥料の使用あり）でレンコンを栽培し、それらを原料に蓮根まんじゅう、蓮根うどん、蓮根手延そうめんなどを作っています。上村代表がレンコンの加工品を精力的に開発してきた理由は、老化防止、生活習慣病予防など様々な効用を持ち、身体に良いレンコンをもっと食べてもらいたいと思ったからだそうです。

レンコンは古代レンコン

水の子会が無農薬・無化学肥料で栽培しているレンコンは、八代の在来種「あか根蓮根」です。有名な大賀ハスと同様の古代レンコンです。ポリフェノールを豊富に含み、ねばり成分も多く、甘みがあります。

蓮根うどんと蓮根手延そうめん

（株）水の子では長崎県の小林甚製麺に加工を依頼して、蓮根うどんと蓮根手延そうめんを製造しています。
蓮根うどんの原料は国内産小麦粉と（株）水の子の無農薬・無化学肥料栽培のレンコン粉末と食塩（菱塩）です。蓮根手延そうめんの原料は国産小麦粉、食塩（菱塩）、（株）水の子のレンコンとゴマ油（九鬼産業、ナイジェリア・タンザニア産など）です。蓮根うどんは温麺としてもおいしく召し上がれますが、夏場のざるうどん、冷やし中華にしてもおいしく召し上がれます。