2019年10月1週号 左から蔵の素会・大竹 久雄代表、大和川酒造店・佐藤 和典社長、片山・片山 雄介代表 |
料理酒として最適、純米酒「蔵の素」
オルター仕様の加工品に大活躍
(株)片山の片山 雄介代表が(合資)大和川酒造店に委託加工して製造している高級純米酒「蔵の素」は、料理に少量使用するだけで、家庭料理をプロの味に引き上げます。いわば、料理人のプロはこの味を出すために、長年修行しているようなものです。オルターでは、オルター仕様の多くの加工食品に、この「蔵の素」を使用しています。
カクテルのベースに
食感をふんわりとした口触りに和らげ、上品な味わいは浸透性を高め、料理の煮崩れを防ぎ、肉魚の臭みを消し、照り、つやをつけます。野菜の鮮度を保ち、煮物や焼物の風味を引き出します。揚げ油の酸化を防ぎます。豊富なアミノ酸群は防菌作用も備えています。
「蔵の素」は飲んでもおいしい料理酒です(牛乳やコーヒーとのカクテルはとくにおすすめ)。
おいしいお酒であるにもかかわらず、自らの味は主張せず食材の味を引き出してくれるお酒です。ありとあらゆる食材とうまく調和してくれます。炊飯、吸い物、煮物、焼き物、炒め物、漬物、麺つゆなどあらゆる料理に使って、超一流の料理人の味にしてくれるのです。
使用量は控えめに、ごく少量からお試しください。
安全な酒造り
「蔵の素」の製造工程は、旨味を増やすため、米研ぎから麹作り、発酵期間などですべてに工夫がありますが、基本は通常の純米酒と同じです。冷水の熱交換機を使って仕込みタンクの温度を調整しています。ここの温度管理で、酒粕に逃す旨味をいかに最終的に酒の方に含ませるかが、旨味のある純米酒を造るコツです。通常の純米酒は珪藻土濾過を行うのですが、「蔵の素」は濾過をしません。活性炭の使用もありません。
製造工程には全てステンレス容器が使われています。通常、酒造りで薬品が使われる製麹工程でも、薬品を使わず高圧洗浄機でお湯だけで洗浄・殺菌を行っています。
農作物の栽培水準を表示するために、オルターでは独自に下記の区分で生産管理の違いを表示しています。
なお、全ての取扱品目は、有機栽培化への3年以上の努力を経た圃場で栽培されたものです。
※オルター農作物栽培基準に準じ、乾物・加工品の一部も表示を始めます。
3年以上有機努力し、JAS認証も取得。農薬・化学肥料の使用はない。
3年以上有機努力し、農薬・化学肥料の使用はないが、JAS認証は取得なし。
3年以上有機努力し、JAS認証も取得していて、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。
3年以上有機努力し、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。JAS認証は取得なし。
3年以上の有機努力を継続中ですが、やむなく一部に化学肥料や農薬を使用しました。
3年未満の有機努力で転換中。今回の栽培には化学肥料の使用なく、農薬不使用か、もしくはJAS別表農薬を使用していることがあります。
放射性セシウム値(134と137の合算)検出下限値1Bq/kgの検査で放射能測定をした結果、
「不検出」が確認された品ものに表示しています。(Not Detected =「不検出」)