2017年11月3週号 飯尾 彰浩5代目社長(右から前列3番目)、飯尾 毅4代目(右から前列4番目)、飯尾醸造の皆さん |
高級寿司店の秘伝公開「富士手巻きすし酢」
手巻き寿司のすすめ
「手巻キング」こと、(株)飯尾醸造の飯尾 彰浩5代目社長は、手巻き寿司パーティーをよりおいしく盛り上げる手巻き寿司専用の「富士手巻きすし酢」を開発しました。飯尾 彰浩社長は、手巻き寿司の普及、さらに手巻き寿司を通した日本人のおもてなし力の向上を目指しています。
赤酢が原料
新しく登場した「富士手巻きすし酢」の原料は、「純米富士酢」と「富士酢プレミアム」及び、赤酢です。飯尾醸造の「純米富士酢」については拙著「あなたのいのちを守る安全な食べもの百科」p.161にご紹介しています。無農薬の新米が原料のお酢です。「富士酢プレミアム」についてはオルターカタログ2016年11月1週号をご参照ください。酢のムレ香をなくした、より高級な富士酢です。
赤酢は飯尾醸造の酒粕を10年以上寝かせて造っているものです。富士酢を造る際、まず無農薬白米から日本酒を造り、そのお酒を酢酸菌を使ってお酢にしています。そのお酒を搾った時に出る酒粕を原料に使っています。赤酢は江戸前鮨には欠かせないものでした。
有名高級寿司屋の秘伝の味
「富士手巻きすし酢」はまるでハチミツが入っているかのような甘さを感じますが、ハチミツや砂糖は入っていません。さっぱりとしており食べ飽きることがありません。お酢自体に旨みが多く、酸っぱ過ぎないため、砂糖を加えなくともおいしいすし飯が作れます。砂糖やハチミツを使っていませんので、すし飯がべちゃっとせず、ねたの旨みを殺しません。糖質制限食としても優れています。
通常、手巻き寿司の主役はのりや具材ですが、「富士手巻きすし酢」のクオリティーは、まさに主役級の価値があります。もともとは有名高級寿司屋だけへ提供していた秘伝の品を、一般消費者向けに公開していただいたものです。
農作物の栽培水準を表示するために、オルターでは独自に下記の区分で生産管理の違いを表示しています。
なお、全ての取扱品目は、有機栽培化への3年以上の努力を経た圃場で栽培されたものです。
※オルター農作物栽培基準に準じ、乾物・加工品の一部も表示を始めます。
3年以上有機努力し、JAS認証も取得。農薬・化学肥料の使用はない。
3年以上有機努力し、農薬・化学肥料の使用はないが、JAS認証は取得なし。
3年以上有機努力し、JAS認証も取得していて、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。
3年以上有機努力し、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。JAS認証は取得なし。
3年以上の有機努力を継続中ですが、やむなく一部に化学肥料や農薬を使用しました。
3年未満の有機努力で転換中。今回の栽培には化学肥料の使用なく、農薬不使用か、もしくはJAS別表農薬を使用していることがあります。
放射性セシウム値(134と137の合算)検出下限値1Bq/kgの検査で放射能測定をした結果、
「不検出」が確認された品ものに表示しています。(Not Detected =「不検出」)