2017年10月3週号 山本 朝子オルター顧問、今中 英子さん(写真右より) |
やっとできた、安全性・品質・使いやすさなど最高の玄米粉
無農薬玄米が原料
ライスロッヂ大潟黒瀬農舎の無農薬玄米を浸水させ発芽モード®にし、でんぷん損傷率の少ない気流式製粉機(オルターカタログ2016年3月1週号 棚田の米粉でご紹介した西村機械製作所の機械)を使って製粉しています。
このシステムでは玄米を発芽寸前まで吸水させて使用するため、「玄米が発芽する」ことが大切な条件となります。農薬や化学肥料を多用し、生命力の低くなった玄米、乾燥機を不適切に使用し、過度に乾燥させた玄米は発芽率が低く、原料米には適しません。
でんぷん損傷率が低く、高品質
さらにでんぷん損傷率が少ないため、米粉としての性能も高く、溶けやすい米粉としていろいろな料理に活躍します。しかも発芽モード®ですので、玄米と同等以上に栄養価値が高く、小麦粉のように使いやすく、食味もたいへん優れています。
用途は無限
「グレイ二ズムパウダー」では、吸水された水は細胞水となり安定していますので、真っ白いさらさらな粉になります。粒度が小さく、きめの細かい粉で、水に溶けやすく、玄米同様の食物繊維、ビタミン、ミネラルなどの栄養成分はもとより、発芽モード®による栄養成分の向上も期待できます。
山本 朝子顧問が推奨する米パン作りなどの発芽モード®調理に欠かせません。山本 朝子顧問のナッツ類、ドライフルーツ、野菜などと併用する穀物製菓レシピを使えば、オルターが勧める「縄文人食」を具現化できます。
糖質制限食の味方
また「グレイ二ズムパウダー」は米粉(白米)と比べて30%糖質OFF、「グレイ二ズムミルク」は白米と比べて90%糖質OFFです。糖質制限食としてもおすすめです。
農作物の栽培水準を表示するために、オルターでは独自に下記の区分で生産管理の違いを表示しています。
なお、全ての取扱品目は、有機栽培化への3年以上の努力を経た圃場で栽培されたものです。
※オルター農作物栽培基準に準じ、乾物・加工品の一部も表示を始めます。
3年以上有機努力し、JAS認証も取得。農薬・化学肥料の使用はない。
3年以上有機努力し、農薬・化学肥料の使用はないが、JAS認証は取得なし。
3年以上有機努力し、JAS認証も取得していて、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。
3年以上有機努力し、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。JAS認証は取得なし。
3年以上の有機努力を継続中ですが、やむなく一部に化学肥料や農薬を使用しました。
3年未満の有機努力で転換中。今回の栽培には化学肥料の使用なく、農薬不使用か、もしくはJAS別表農薬を使用していることがあります。
放射性セシウム値(134と137の合算)検出下限値1Bq/kgの検査で放射能測定をした結果、
「不検出」が確認された品ものに表示しています。(Not Detected =「不検出」)