2017年12月3週号 戸部 謙ルイス代表(写真左後列)、工場長 黒瀨さん(右隅後列)、副工場長 佐藤さん(戸部代表の右隣) |
オーガニックコーンフレーク
無添加、オーガニックコーンフレーク
札幌市にある日本食品製造合資会社(工場は北海道夕張郡由仁町本三川)戸部 謙ルイス代表は、有機とうもろこし、有機砂糖、赤穂の天塩などたいへんシンプルな原料でオーガニックコーンフレークを製造しています。味は、プレーン(わずかな有機砂糖と赤穂の天塩を加えています)、ケーンシュガー(有機砂糖で味付けしたやさしい甘さ)、ビターカカオ(有機カカオのほどよい苦みとやさしい食感)の3種類あります。いずれも食品添加物無添加です。
日本食品製造合資会社(日食)のコーンフレークは、小さなブツブツがたくさんあり、大きい割れがない理想的なコーンフレークに近い良品です。「トウモロコシの味がする」「香ばしい」とたいへん好評です。
食べ方
味付けしていないプレーンタイプは、家庭で日替わりの味で朝食を楽しんでいただくイメージで開発されています。ビタミンやミネラルは添加されていませんので、牛乳、ヨーグルト、レーズン、ブルーベリー、イチゴ、バナナ、りんご、蜂蜜、お茶、りんごジュースなどで栄養のバランスを補ってください。サラダにドレッシングをかけた後、トッピングし、カリカリのうちに食べるのもおいしいです。
ケーンシュガーやビターカカオはそのままお菓子として食べることができます。
日本で唯一の有機JASシリアル工場
工場は2001年から、フレーク類では日本で唯一の有機JAS認証工場です。また、製造機械は、分解できて丁寧に清浄できるようになっています。それが少量多品目の製造を可能にしています。製造工程で、一切食品添加物を使っていません。
戸部 謙一会長は、「穀物や野菜のもつ自然の良さを最大限に引き出すには、加工を必要最低限にすることが最適である。原料のもっている特性を失うことなく、またその味を損なわない製品を作る」とおっしゃいます。余計なものを一切加えない、消費者が自分の好みに合わせて味付けできる製品作りを心がけています。
農作物の栽培水準を表示するために、オルターでは独自に下記の区分で生産管理の違いを表示しています。
なお、全ての取扱品目は、有機栽培化への3年以上の努力を経た圃場で栽培されたものです。
※オルター農作物栽培基準に準じ、乾物・加工品の一部も表示を始めます。
3年以上有機努力し、JAS認証も取得。農薬・化学肥料の使用はない。
3年以上有機努力し、農薬・化学肥料の使用はないが、JAS認証は取得なし。
3年以上有機努力し、JAS認証も取得していて、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。
3年以上有機努力し、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。JAS認証は取得なし。
3年以上の有機努力を継続中ですが、やむなく一部に化学肥料や農薬を使用しました。
3年未満の有機努力で転換中。今回の栽培には化学肥料の使用なく、農薬不使用か、もしくはJAS別表農薬を使用していることがあります。
放射性セシウム値(134と137の合算)検出下限値1Bq/kgの検査で放射能測定をした結果、
「不検出」が確認された品ものに表示しています。(Not Detected =「不検出」)