2020年6月3週号 左から丁井 淳史(専務)、丁井 登、丁井 俊(代表取締役) |
生活習慣病予防に食事の始めに、まずメカブ
食後の血糖値の急上昇を防ぎます
ワカメのメカブを食事の最初に食べると食後の血糖値の急上昇を抑制することができます。血糖値の急上昇は肥満、糖尿病、認知症の原因となりますので、メカブ食がダイエットや生活習慣病予防の優れた食材だということになります。
メカブのねばねば・とろとろにはフコイダンやアルギン酸などの水溶性食物繊維が豊富に含まれており、腸における糖質の吸収を穏やかにして血糖値の急激な上昇を抑えてくれるのです。
フコイダンには細胞を活性化し免疫を高める効果、制ガン効果、その抗酸化作用による美肌効果、美髪効果も知られています。
アルギン酸には胃腸を整え、排便を促す効果が知られています。
このほか、メカブには血液をサラサラにしてくれるEPA、甲状腺ホルモンの原料として新陳代謝を活発にするヨウ素、骨の形成、骨粗鬆症の予防になるカルシウムも豊富です。
メカブの製品化は長年の夢
メカブとは、ワカメの根っこ部分にある、ひだひだ状の生殖器官で、繁殖のための胞子を飛ばすものです。成実葉、胞子葉に相当します。ワカメを収穫するとメカブもたくさん獲れるのですが、たいへん傷みやすく、かつて製品化が難しかったものです。
我が家のスペシャルメニュー
徳島県鳴門海峡にある大毛島の鳴門ワカメの漁師、(株)丁井の丁井 俊代表は、冷凍しておいたメカブを細断し、ボイルしたあと冷却し、50gパック入りに製品化しています。
これが我が家ではブームで、毎日のように食事の一品として活用しています。
食べ方はたいへん簡単で、パックから取り出した細切りメカブに、紅芋酢やポン酢、醤油ドレッシングなどをかけて食べるだけです。海藻とお酢の相性は抜群です。
納豆と海藻の相性も優れています。東北の健康食に酢納豆という文化があります。メカブ+納豆+ポン酢が我が家のスペシャルメニューです。
お味噌汁、お吸い物、うどんのトッピングにも使えます。
農作物の栽培水準を表示するために、オルターでは独自に下記の区分で生産管理の違いを表示しています。
なお、全ての取扱品目は、有機栽培化への3年以上の努力を経た圃場で栽培されたものです。
※オルター農作物栽培基準に準じ、乾物・加工品の一部も表示を始めます。
3年以上有機努力し、JAS認証も取得。農薬・化学肥料の使用はない。
3年以上有機努力し、農薬・化学肥料の使用はないが、JAS認証は取得なし。
3年以上有機努力し、JAS認証も取得していて、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。
3年以上有機努力し、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。JAS認証は取得なし。
3年以上の有機努力を継続中ですが、やむなく一部に化学肥料や農薬を使用しました。
3年未満の有機努力で転換中。今回の栽培には化学肥料の使用なく、農薬不使用か、もしくはJAS別表農薬を使用していることがあります。
放射性セシウム値(134と137の合算)検出下限値1Bq/kgの検査で放射能測定をした結果、
「不検出」が確認された品ものに表示しています。(Not Detected =「不検出」)