2014年7月1週号 冨田 正和代表 |
オメガ3脂肪酸が豊富な青魚の缶詰
一番人気は「ミニとろイワシ缶」
「ミニとろイワシ缶」は千葉産直サービスの一番人気品です。6月下旬〜8月前後に、銚子港に水揚げされる脂ののったイワシだけを限定しています。「脂ののり」「鮮度」「サイズ」が申し分のない原料が入手できる一瞬のチャンスを見極め、年間分を旬の数月間だけで製造します。
そのマイワシの不漁が2002年頃から深刻になり始めたため、2005年頃から「とろさんま缶」「とろさば缶」などの青魚缶詰シリーズを本格的に作るようになりました。
サバは11月〜12月中旬前後に、身がしまり、脂がのって旨味が増す、主に銚子沖の秋サバを使用します。サンマは9月中旬〜11月初旬頃の北海道(主に)から北部三陸沖の漁場で水揚げされるものを使用します。
放射能汚染も監視
それぞれ福島県沖の放射能汚染海域を縦断する魚たちですので、放射性セシウムを検出限界1Bq/kgで測定し、ND(非検出)を確認しています。
3・11の原発事故の前から、鮮度を求めてどの船が漁獲した魚かを特定していましたので、事故のあといち早く放射能を測定し続け、それを公表することを決めました。
オメガ3系必須脂肪酸が豊富
イワシ、サバ、サンマなどの青魚は必須脂肪酸のオメガ3系(n‐3系)不飽和脂肪酸、エイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)を豊富に含有していますので、おすすめです。青魚には蛋白質やカルシウム、カリウムなどのミネラル、ビタミン A、B1、B2、D、Eなども豊富です。防災対策品として最適品のひとつです。ぜひ備蓄アイテムにお加えください。
農作物の栽培水準を表示するために、オルターでは独自に下記の区分で生産管理の違いを表示しています。
なお、全ての取扱品目は、有機栽培化への3年以上の努力を経た圃場で栽培されたものです。
※オルター農作物栽培基準に準じ、乾物・加工品の一部も表示を始めます。
3年以上有機努力し、JAS認証も取得。農薬・化学肥料の使用はない。
3年以上有機努力し、農薬・化学肥料の使用はないが、JAS認証は取得なし。
3年以上有機努力し、JAS認証も取得していて、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。
3年以上有機努力し、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。JAS認証は取得なし。
3年以上の有機努力を継続中ですが、やむなく一部に化学肥料や農薬を使用しました。
3年未満の有機努力で転換中。今回の栽培には化学肥料の使用なく、農薬不使用か、もしくはJAS別表農薬を使用していることがあります。
放射性セシウム値(134と137の合算)検出下限値1Bq/kgの検査で放射能測定をした結果、
「不検出」が確認された品ものに表示しています。(Not Detected =「不検出」)