2021年12月1週号 ハニーブッシュ生産者のメルモント夫妻 |
アフリカ大地の贈りもの、ハニーブッシュティー
抗酸化力が魅力
ハニーブッシュ(Honeybush)学名「サイクロピア」はルイボスと同様、マメ科の灌木で、灼熱のアフリカの大地で育つ、たいへん「抗酸化力」のある植物です。
ハニーブッシュにはイソフラボン、フラボン、桂皮酸、クーメスタン、非フェノール代謝物、キサントンなどのポリフェノールが多数含まれていることが、近年の研究で明らかになりました。
現地人コイサン人は17世紀以前から、その多様な健康効果(消化機能、不眠の改善、母乳の分泌を良くするなど)を知り、薬用として伝統的に用いてきています。
南アフリカでは現在でも、不眠の緩和や咳止めとして、また更年期障害の軽減など、家庭でできる伝統的な療法として利用されています。
ハニーブッシュに含まれる「ピニトール」という成分にはインシュリン抵抗性を緩和し、血糖値を下げる働きがあることも知られています。
ハチミツとバラの香り
このハニーブッシュをお茶にしたハニーブッシュティーは、その名の通り、ハチミツのようなほのかな甘味、そしてバラのような華やかな香りが特徴です。この香りはバラの香りの成分でもある「ゲラニオール」や「テンピノール」など30種類以上の香りの成分を含むためで、口に含むと繊細で豊かな香りがふわりと華やかに広がります。この素晴らしい香りはルイボスや他のリーフとのブレンドとして、また天然の香料として注目を集めてい
農作物の栽培水準を表示するために、オルターでは独自に下記の区分で生産管理の違いを表示しています。
なお、全ての取扱品目は、有機栽培化への3年以上の努力を経た圃場で栽培されたものです。
※オルター農作物栽培基準に準じ、乾物・加工品の一部も表示を始めます。
3年以上有機努力し、JAS認証も取得。農薬・化学肥料の使用はない。
3年以上有機努力し、農薬・化学肥料の使用はないが、JAS認証は取得なし。
3年以上有機努力し、JAS認証も取得していて、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。
3年以上有機努力し、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。JAS認証は取得なし。
3年以上の有機努力を継続中ですが、やむなく一部に化学肥料や農薬を使用しました。
3年未満の有機努力で転換中。今回の栽培には化学肥料の使用なく、農薬不使用か、もしくはJAS別表農薬を使用していることがあります。
放射性セシウム値(134と137の合算)検出下限値1Bq/kgの検査で放射能測定をした結果、
「不検出」が確認された品ものに表示しています。(Not Detected =「不検出」)