2021年12月4週号 Dクリエイツ 製菓部 スタッフの皆さん |
よつ葉バターたっぷり「酪農家応援フィナンシェ」
コロナ禍、酪農家応援企画
コロナ禍によって、よつ葉乳業をはじめ北海道の乳製品「脱脂粉乳」「バター」の在庫が増え、業界では大きな問題となっています。
北海道は日本の半量を超える生乳生産を担っており、飲用乳が約2割、残りの約8割が乳製品・加工原料用に製品化されています。その中でもとくに、よつ葉乳業はバター・粉乳製造の比率の高い地域である道北・道東の加工用原料乳生産地域の集乳エリアを抱えています。
コロナ禍で家庭用の牛乳・乳製品の消費は伸びていますが、業務用や北海道のお菓子用等の消費が落ち込んでいます。
コロナ禍 → 人流減少・観光客減少 → レストラン・みやげのお菓子業界不振 → よつ葉乳業など北海道産乳製品在庫増加というメカニズムになっています。
よつ葉乳業は北海道の3分の1の生乳を、十勝・根釧・北見・宗谷の4工場で約1,200戸の酪農家を抱え毎日処理しています。過剰在庫を抱えながらも、酪農民を守るため生乳の受入れを続けています。
もちろんこれまでにも、よつ葉乳業としても牛乳乳製品の販促に取り組み、この秋からは「チーズの増量セール」も始めています。
この状況を受け、私たち消費者側としても、よつ葉乳業製品について様々な販促に協力しているところです。今後、酪農家からの原料乳受入れに影響が出ないように、よつ葉乳業ひいては酪農家の皆様に対するコロナ禍の助け合い、応援の象徴的な意味合いを込めて、少しでも在庫解消の一助となるよう、よつ葉バターたっぷり「酪農家応援フィナンシェ」を企画し、全国のよつ葉牛乳共同購入団体にも協力を呼びかけています。
焼いて食べるとさらに絶品
賞味期間は冷凍で240日以内、解凍後は常温で60日以内です。開封後は速やかにお召し上がりください。
解凍してそのままお召し上がりいただけます。解凍は冷蔵庫内で約1日ゆっくり行うのがおすすめです。オーブントースターで冷凍状態から「160℃5分」で焼いてお召し上がりいただくと、とても絶品です。
農作物の栽培水準を表示するために、オルターでは独自に下記の区分で生産管理の違いを表示しています。
なお、全ての取扱品目は、有機栽培化への3年以上の努力を経た圃場で栽培されたものです。
※オルター農作物栽培基準に準じ、乾物・加工品の一部も表示を始めます。
3年以上有機努力し、JAS認証も取得。農薬・化学肥料の使用はない。
3年以上有機努力し、農薬・化学肥料の使用はないが、JAS認証は取得なし。
3年以上有機努力し、JAS認証も取得していて、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。
3年以上有機努力し、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。JAS認証は取得なし。
3年以上の有機努力を継続中ですが、やむなく一部に化学肥料や農薬を使用しました。
3年未満の有機努力で転換中。今回の栽培には化学肥料の使用なく、農薬不使用か、もしくはJAS別表農薬を使用していることがあります。
放射性セシウム値(134と137の合算)検出下限値1Bq/kgの検査で放射能測定をした結果、
「不検出」が確認された品ものに表示しています。(Not Detected =「不検出」)